ライフワーク
*現職:賀来医院院長〔医学博士〕
前・神戸大学医学部総合内科臨床教授(医学生教育は現在も継続中)
*専門:⑴ 内科・スポーツ内科 [スポーツスランプ, 内科疾患のスポーツ
治療, 熱中症, マラソン医学, 被災地医学, スポーツ突然死など]
⑵ 古代ギリシャ・オリンピック研究 [現地調査9回, 貴重資料多数]
*現代の主な活動:
⑴ 経済低迷下にあるオリンピア小学校への支援、オリンピアの
友人たちとの国際平和交流
⑵ 医学生教育:若い神戸大学医学生へヒポクラテス法で実践スポーツ内科学を提供・指導
*著書:スポーツ内科アカデメイア(南江堂1998年)、みんなのマラソン医学(APERAT/Hit's 2013年)など
*趣味・特技:ギリシャ植物栽培。中学1年より35歳頃まで陸上競技短距離選手。全日本医歯薬獣医大学大会
4×100m リレーで4度優勝。かつて日本一速い〔100m競走11秒2公認〕医師だった
*略歴:
①1951(昭和26)年大分県豊後高田市にて誕生。大分市賀来神社〔平安時代創始〕の子孫
②豊後高田市立高田小学校より神戸市立本山第一小学校へ転校、神戸市立本山中学校、兵庫県立御影高校、
川崎医科大学を卒業、川崎医科大学付属病院にて臨床研修修了、1985年大阪市立大学医学部大学院修了
③大学浪人時代と大学時代にネフローゼ症候群(急性腎不全とその再発)にて長期療養。その療養体験を活か
して研修医時代に内科疾患をスポーツで治療する方法を発想。その方法はスポーツ内科学の一分野となる
④1982年大学院〔チトクロームP-450研究〕時代に古代オリンピックに興味を抱くも机上学習の限界に直面
⑤1985年から5年間、兵庫医科大学内科・生理学(学内講師)勤務
⑥1990年父の後を継ぎ賀来医院〔今年で75周年〕院長に就く。スポーツ内科学の充実発展に本格的着手
⑦1995年1月勃発の阪神淡路大震災で勃発日より最激震地の自宅で1年間無料診療*2年間無休診療を実施。
『被災地におけるスポーツ・運動・遊戯の医学的重要性』を説き広める。後の大災害にて活用される
⑧1995年3月神戸スポーツアカデミー創設。10年間、一般の方々にスポーツ医学相談・講演会を無料提供
⑨1998年11月初めて古代オリンピアに渡航し現地調査を行う。多数の疑問が解決し大収穫あり。
その後、
2000, 2003, 2005, 2008, 2010, 2012, 2013, 2017年の計9回現地調査を実施する。多数の友
人もできる。
この間、経済危機下にあって教科書、文房具、教育機器の足りないオリンピア小学校へ教育支
援を継続
⑩2003年より4年間《2006のじぎく兵庫国体》スペシャルアドバイザーとして天皇杯皇后杯獲得に尽力
⑪2005年神戸市教育委員会学校部活動事故防止検討委員会委員として生徒の事故防止対策書を作成
⑫2008年神戸大学医学部総合内科臨床教授に就き若い医学生や研修医の実地教育を開始。現在も楽しく継続
⑬2011年日本オリンピックアカデミーJOA正会員。日本体育協会・JOC創立100周年記念式典(東京)に出席
⑭2012年オリンピア小学校とオリンピア市より感謝状と記念品〔ヒポクラテスの誓いの石板〕を戴く
⑮2015年第26回日本臨床スポーツ医学会にて特別講演【難産だった近代オリンピックの誕生】を行う
⑯2017年オリンピア小学校より御礼〔オリンピア小学校校旗〕を授与される(お断りしたのですが…)
⑰2020年3月12日はオリンピアでの2020東京オリンピック・パラリンピック聖火採火式日で、我々は
オリン
ピア市より招待されていたが、前年12月に中国武漢から発生した新型コロナウイルス感染症
の世界的流行の
ため出席を中止。同年7月開会予定だった東京五輪は近代五輪史上初の1年延期とな
った